入試当日の注意事項1:筆箱

こんにちは、洛南小受験専門の知野永理子です。

洛南小入試まで、いよいよ1ヶ月を切りました。

今年の受験生の皆様、大変お待たせいたしました。

入試当日の注意事項についても、連載で書いてまいります。

第一回目は、筆箱について。

入試の最中に、鉛筆や消しゴム、そして筆箱が落ちる

昨年の洛南小入試におけるペーパー試験の紙のサイズはB4です。

試験当日の机の上は、B4サイズのペーパーと筆箱で、

空間の余裕は全くありません。

 

そこで何が起こるかというと・・・。

鉛筆や消しゴム、筆箱が、

プリントをめくるたびに

どこかで落ちます。

 

小学校と同じサイズの机の上に、

ペーパーと筆箱を置いた本番と同じ環境で、

B4サイズのプリントをCD音声に従って

めくる練習をしていないお子様は、

本番・・・

ポトリ、ポトリ、そして、ガッシャン!

となります。

 

これだけで入試本番の得点に差が出ることは

想像に難くありませんね。

 

絶対に落ちない筆箱などありませんが、

落ちにくい筆箱、

落ちやすい筆箱はあります。

落ちやすい筆箱

ジッパーで開け閉めをする布製の筆箱はとても軽いので、

少し手が触れたり、プリントに当たったりした拍子に落ちます。

そのため、知の塾では布製の筆箱は避けるようにお伝えしています。

また、缶ケースタイプの筆箱は、落とすと大きな音がするので、

他の受験生の気が散る要因となります。

絶対に避けてください。

落ちにくい筆箱

ある程度の重量があって安定する

箱型タイプの筆箱がおすすめです。

 

しかし、よく小学生が使っているサイズの筆箱は

大きすぎますし、

キャラクターものは避けましょう。

 

じゃあ、何がいいのですか?

とよく聞かれますので、参考までに。

 

ファミリアの筆箱が安定して落ちにくい、

かつ、大きすぎずちょうどよいサイズの筆箱

としてご紹介いたします。

ファミリアの筆箱のご案内はこちら

 

では、次回は、適切な鉛筆の濃さや長さ、

消しゴムについて、お話いたします。

追伸:大手塾の夏休み講習にて

先日、大手塾の夏休み講習を受講した

知の塾の子どもたちからこんな話を聞きました。

 

「知野先生、◯◯(大手塾)で、

クーピーの蓋の上に

筆箱を置いてくださいって

言われたよ!」

 

授業では、クーピーも使うし、

鉛筆も使うということで、

クーピーの入れ物を開けた状態で、

その蓋の上に筆箱を置きましょうと

言われたようです。

 

このように、せっかくの塾での授業が、

本番を想定したシミュレーション練習に

なっていないこともあります。

その場合は、ご家庭でシミュレーションを

行う必要がありますので、

確認することをおすすめします。