洛南小学校 新1年生 2月宿題の問題から

新小1の2月算数宿題の中で面白い問題がありました!と合格されたお母様からご連絡を頂きましたので、紹介させて頂きます。

  • 9個の点を4本の直線で一筆書きをする。
  • 16個の点を6本の直線で一筆書きをする。

「大人も脳みそフル回転です!子どもには、ああだこうだと考える時間を楽しんでもらいたいです。」と宿題に親子で取り組む楽しそうなご様子をお知らせ頂きました。

洛南小に入学した後は、こうして学ぶことを親子で楽しみながら力をつけていかれるのだと確信しました。

合格後、洛南小から宿題が多く出されて大変ではないかと良く質問を受けます。

もちろん慣れるまでは毎日宿題に取り組むということは大変です。しかし、小学校に入れば日々の学習は当たり前、その準備体操、慣らし練習として洛南小から出される宿題はとても良い内容です。

このご家庭のように親子が一緒になって、日々宿題に楽しんで取り組む姿が洛南が求める家庭像です。

洛南小学校が求める家庭像が見える 洛南語録2「子どもは教育で変えられる」

平成26年度入学新小1入学試験を振り返って

子どもは教育で変えられるが、大人は容易には変えられない。

そのため、今回は保護者で差をつけました。

(聞き取り・文責 洛南小受験専門進学塾「知の塾」代表 知野永理子)

洛南小学校が求める家庭像が見える 洛南語録1「保護者は同僚」

洛南は教育をサービス産業としては捉えていません。

よって、保護者を「同僚」として捉えています。

この方となら一緒にやっていけそうだという観点で面接や作文を見せて頂きました。

(聞き取り・文責 洛南小学校受験専門進学塾「知の塾」代表 知野永理子)

洛南高等学校附属小学校 新小1 欠員募集(編入試験)

洛南高等学校附属小学校 新小1は定員に対し欠員あり

昨年8月末に行われた入試の結果発表では、新小1定員90名ちょうどの合格が出されました。

合格者の中には大阪教育大学附属天王寺小学校を第一志望とされていたご家庭もあり、私が存じ上げているご家庭だけでも2人のお子様が天王寺小学校に合格され、洛南を去っていかれました。

先日行われた新小1の制服採寸では、番号が85番までは呼ばれたけれど、その後は聞こえなかったということですので、定員から5名ほど欠員が出ていると考えてよいでしょう。

この欠員に関しては追加合格は出さず、今後編入試験を行って人数調整をするとのことです。

編入で洛南小への入学を希望される方は、編入試験を視野に入れた学習に取り組みましょう。編入試験を視野に入れた学習とは、早めに教科書の履修範囲の学習を済ませて余裕を作ることです。先日行われた編入試験問題の情報も手に入れておきましょう。

「合格する」という熱い執着心こそ、合格を引き寄せる

難関校に合格するご家庭の共通点

「絶対合格する」という熱い執着心

仕事にせよ、学問にせよ、スポーツにせよ、人生の中で高い目標を達成するためには強い思いと相応の努力がなければ、実現不可能なのは当然です。

しかし、小学入試業界で仕事をしていると、この合格に対する執着心が薄い家庭が多いことに驚きます。

  • 子どもに無理をさせたくない。
  • 週末は家族でゆっくり過ごすことにしている。
  • ピアノやバレエなど習い事にも力を入れたい。

もちろん家庭それぞれの方針で休みの過ごし方や習い事など自由です。

しかしながら、洛南高等学校附属小学校をはじめ、最難関校の合格を手にしたいのであれば、やはりある一定の時期からは入試に向かった努力を何よりも優先する過ごし方をしなければ、目標を達成することはできません。

今年の入試が8月とすれば残された時間はあと半年。

「洛南に絶対合格する」と執着すると、今の生活リズムは合格を引き寄せるものになっているか、春休みにどの程度小入試の範囲を終えることができるのか、塾の先生は本当に我が子を合格させると執着しているか、家庭学習と通っている塾の進み具合で間に合うのか、合格のために必要なポイントが見えてきます。

夏は誰でも頑張りますから差はつきません。小学入試は春が勝負。

入試当日戦うライバルに差をつける春休みにしましょう!

洛南高等学校附属小学校合格後 3月登校日の予定

洛南高等学校附属小学校 入学前最後の登校日

3月16日(日)桂川新校舎へ登校

学校探検の後、3年間分(小1〜小3)の教科書を受け取る予定。宿題はなし。

洛南高等学校・同附属中学校ともに1年生時に3年間分の教科書を渡している。その洛南方針に沿って、小学校も同じように3年間分の教科書を受け取る。春休みは受け取った3年間分の教科書を見ながら、希望に燃えて学習してくださいとのお話がある。

洛南高等学校附属小学校合格後の宿題 12月〜2月

12月登校日に渡される宿題(12月上旬)

12月宿題は、算数40枚、国語30枚、英語27枚。(下記は一部抜粋)

国語:ひらがな・カタカナの練習と漢字の読み方をひらがなで書く練習(漢数字35→三十五など、人間、犬、日本人など)

算数:数字を丁寧に書く練習。足し算(例)13+(  )+(  )+(  )=30、(  )+2+(  )=10  偶数と奇数(例)6=(  )+(  )→(  )に連続する偶数、または、ひとつおきの偶数を入れる

英語:アルファベットの練習。単語の練習(one,twoなど)アルファベット順に並び替える(you,clockなど5つ程度)色塗り(a=redなど)

子どもたちの授業は、あいうえお順で3クラスに分かれて行われ、国語、算数、英語を1教科30分、途中15分ずつ休憩をはさみながら、3時間目まで実施される。チェックテストあり。

12月は、親子で校歌の練習。課外活動の希望が取られ、柔道、野球、サッカー、英語、料理教室などから選択する。

1月登校日に渡される宿題(1月上旬)

宿題は全部で120枚弱。内容は12月とほぼ同じ。子どもたちの授業はこの1月で最後。課題の復習テストあり。

1月は保護者は綜藝種智院(しゅげいしゅちいん)の歴史や今後の登校日についての説明あり。親子で校歌と三帰依の練習。

2月登校日に渡される宿題(2月上旬)

宿題は、算数35枚、国語50枚、英語26枚。ほぼ1月と同じ内容だが、新しい問題としては、算数の中に星マークや三角、四角、五角形等を一筆書きで書く問題があり。三角をまっすぐ書けない子どもは睡眠不足なので、十分休ませるようにと白潟校長先生からお話がある。

2月は、12時集合で地下食堂にて親子で給食を頂く。食事作法(じきじさほう)の唱和・・・食事の前に唱える食事と親への感謝の言葉を皆で唱和する。

給食の後は、制服の採寸をして下校。授業はなく、課題のみを頂く。

洛南高等学校附属小学校合格後の宿題 入学手続き〜11月

入学手続き時に渡される宿題(8月末)

8月末入学手続き後に、算数60枚、国語60枚の宿題を保護者に渡される。

算数と国語の内容は、ひらがなと数字の文字を書く練習プリント。

10月登校日に渡される宿題(10月上旬)

10月の登校日からは授業も始まり、保護者向けにも講義がある。

10月宿題は、算数60枚、国語40枚。カタカナ練習と計算練習プリント。

11月登校日に渡される宿題(11月上旬)

11月宿題は、算数60枚、国語40枚、英語24枚。全ての教科に関して、丁寧に書くことを一番に取り組むように洛南小学校側から話がある。現段階では、正解かどうかはあまり重視していない、真似る→学ぶことになる。

国語:ひらがなの練習と漢字の練習(漢数字、男、女、黒、園、話、読、空、老、草など)

算数:数字を丁寧に書く練習。ひと桁の引き算の練習。たくさんの数を足す練習。(例)4+2+8+6+1+5+3=  足したり、引いたりの練習。(例)42+23-37-11+31-20= 累進法(白潟校長先生の出題問題)

英語:アルファベットの練習。身近にある英語の言葉を10個書き出す。アルファベット順に点をつなぐ。

子どもたちの授業は、あいうえお順で3クラスに分かれて行われ、国語、算数、英語を1教科30分、途中15分ずつ休憩をはさみながら、3時間目まで実施される。

11月は保護者は東寺の国宝を見学し、お念仏を唱えて終了。今回から門の前に片山先生が立っておられ、登下校の際は必ず一礼するように周知される。下校時は後ろを振り返って校舎に一礼。

洛南高等学校附属小学校 学費などの諸費用

入学検定に必要な費用

入学検定料 20,000円

入学手続きに必要な費用

入学金 150,000円(入学手続き・説明会時に現金で納入)

入学金以外に必要な主な費用(年額)

  • 授業料 792,000円
  • 教育費 180,000円
  • 空調費 5,000円
  • 制服等制定学用品代 約100,000円

洛南高等学校附属小学校からの平成26年度入学試験実施後の講評(実技運動テスト)

洛南高等学校附属小学校からの実技運動テストの講評

  • 実技運動テストでは差はつきませんでした。
  • しかしながら、実技運動テストの実施時間としては10分程度のことだったのですが、けんかをする子どもも出ました。こういったお子様は合格していません。
  • 今日は洛南高等学校附属小学校に入学するための試験本番だと親から言って聞かされて来ているはずです。
  • 厳しいようでうすが、幼児とはいえ、入学試験というTPOをわきまえてほしいと考えています。
  • TPOをわきまえた行動ができないお子様には合格を出しておりません。

(聞き取り・文責 洛南小学校受験専門進学塾「知の塾」代表 知野永理子)