洛南小学校の子どもたちは、中学入試組に勝てるのか。

こんにちは、洛南小学校受験専門の知野永理子です。

洛南小の子どもたちは、中学入試組に勝てるのか

必ず聞かれます、この質問。
「洛南小学校から洛南中学に上がった子は、中学入試で入ってくる子に勝てるんですか?」

暗に、負けますよねという意味合いでも聞かれます。

私の答えは、
「洛南小学校の上位2割は、負けません。」です。

つまり、90人中、18人は負けないということです。

 80対20の法則

「80対20の法則」をご存じですか。
上位2割が物事の大半の成果を出すという考え方です。

どんな人間の集団でも、上位2割がその集団における大きな結果を出します。

洛南小学校では、1学年90人のうち、上位2割の18人。
この18人が、洛南中学校へ進学すると、学年の上位2割に入ると、私は考えます。

洛南中学校の1学年は約240人。
その上位2割の48人の中に、洛南小学校から18人が入るという計算です。

洛南中学校の上位2割の構成は、洛南小学校の18人、そして、中学入試の30人。
これが、1学年のトップクラスと考えます。

納得できる数字です。
洛南小学校からの内部進学の子どもたちの方が、上位に入れる人数は少ないに決まっています。
それは、集団は、割合でだいたいのことが決まるからです。

中学入試を勝ち抜いてきた生徒の方が人数も多いのですから、上位へ入る人数も多くて当然です。
それを、小学校から洛南に通っているのに、結果が出ていないと言う方がどうかしています。

 中学入試で入った方が有利?

では、中学入試で洛南に入った方が良いのでしょうか。

今後の洛南の中学入試がどうなるかを考えなければなりません。

まず、定員についてです。

女子の入試は明らかに厳しくなります。
「女灘」と呼ばれている、洛南の女子の入試。
狭き門が、これからもっと狭くなります。

白潟校長先生も明言しておられます。
「洛南が女子の定員を増やすと、京都の女子校が困るので、増やしません。」

今、60名程度出している女子の合格者数は、洛南小学校の子ども達が内部進学をする年から半減すると見てよいでしょう。

洛南を受ける女子は、240名程度います。
この240名は、ただの240名ではありません。

あらゆる塾のトップクラスの女子が集まっている240名です。
そして、たった30名の合格枠を戦う。

200人の優秀な女子が落ちる中学入試。
これは、もう到底受かるとは思えない数字です。

それなら、倍率3倍程度の洛南小学校入試の合格を勝ち取る方がよほど現実的です。
女子は、小学校で合格しなければ、洛南への道はこの先、狭まるばかりです。

6月14日(日)の洛南小合格セミナーにお申し込み頂いた方より

すでにセミナーにお申し込み頂いた方と、少しやりとりを始めています。
セミナーの内容を、より皆様の「今」に即した内容にするためです。

その中で、多くの方から、「お恥ずかしいことですが、認識が甘かったです。セミナーに申し込んでよかったです。」とのお声を頂いております。

もうレースは始まっています。
特に女の子の洛南レースは、小学校入試で勝たねば、その先はないと言っても過言ではありません。

洛南レースでリードを取って、合格を引き寄せましょう。
洛南中学へ上がった後もトップクラスにいるための、洛南小学校でのトップクラス入りを狙いましょう。

洛南小学校に合格するだけではありません。
その先の未来のために、洛南小学校でトップラスを狙う勉強会を、6月14日(日)に行います。
小学校入試の合格、不合格の結果は、すべて親の手に委ねられています。

残席、まだ少しあります。
一緒に洛南小の合格を勝ち取りに行きましょう。

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