入試当日の注意事項8:小学校への到着時刻

こんにちは、洛南小学校受験専門の知野永理子です。

入試当日の学校への到着時刻について、

私の見解をお話いたします。

昨年入試の様子

昨年の入試における受験生の様子ですが、

学校への到着が早すぎるご家庭と、

遅すぎるご家庭が多くありました。

 

早すぎるご家庭

昨年は、8時開門のところ、早いご家庭は

7時40分には既に到着されていたでしょうか。

8時開門ですから、会場にはまだ入ることができませんので、

暑い中、外で立って待っておられました。

 

お子様の体力温存を考えますと、

あまり早いのも考えものです。

 

暑かったり、雨が降っていたりすると

入試が始まる前にもう待ちくたびれてしまい、

せっかく早く準備をして家を出たのに、

緊張の糸も切れ、ベストコンディションで臨めるとは

いいがたいものとなってしまいます。

 

JR桂川駅構内には座って待つ場所もありません。

小学校到着がちょうど開門時間となるよう、

計画を立てましょう。

 

遅すぎるご家庭

論外ですが、集合時刻間際に会場に向かって

お子様の手を無理矢理引いて走っているお母様に

出会いました。

遅れるご家庭は、お母様の準備ができていないご家庭です。

 

持ち物は前日に準備を必ず済ませましょう。

 

当日の朝は、落ちついてお子様に接してください。

「早くしなさい」「何をやっているの」

のような声かけをせずに済む、大人の準備を

お母様ご自身が、早め早めに行ってください。

 

お子様が起きる前にお母様ご自身の身支度や

朝食の準備を全て済ませておくことは当たり前です。

 

お子様のエンジンを温めるためにも、

ご自宅を出る直前にプリント2〜3枚程度

さらっと行って出発したいものです。

 

交通機関シミュレーションを行う

知の塾では、入試までの間に、

入試当日と同じ時刻、同じスケジュールで

電車に乗って洛南小学校へ行くシミュレーションを

することをおすすめしています。

 

お子様をお連れ頂いても良いですが、

このシミュレーションにお子様を同伴する

必要は特にありません。

 

一度シミュレーションをしておけば、

当日、大人が落ち着いて会場に向かうことができます。

 

当日のお子様の精神状態は、同伴する保護者次第です。

大人はお子様のコンディションを最大限に良い状態に

持っていけるよう、できる準備は労を惜しまずに

しておきましょう。