洛南小 塾向け説明会 菊池先生のお話「学」

洛南小学校3つの柱「心学身」の「学」について書いてまいります。

課題を人から与えられ、それをこなすことで身につく学力には限界があります。こなすだけではダメ。自ら「できること」と「できないこと」を仕分けして、課題を自ら見つけてやっていくという次の課題にチャレンジする力が限界のない学力の伸びを生む。これを洛南中高で実践しています。洛南小学校でも限界のない学力の伸びを生む「自習」の力をつけていきます。

子どもたちの様子

洛南小学校の子どもたちはまだ低学年ということもあり、宿題をとても気にします。まだまだ子どもたちは、課題を与えられてこなすという段階にいますが、これを「自習」の力へと引き上げていくことを目指します。先日、3年生の生徒が自習をしている様子を見ていて、何やら一生懸命難しいことを書いている姿を目にしました。こういう姿勢が課題を自ら見つける力へとつながると良いと考えています。

生活の乱れは、即、学習の乱れ

生活習慣を整えること、規則正しい生活をすることが最も重要です。学習はその後で良いと考えています。

洛南小学校は、8時10分までに登校すれば良いのですが、8時になるともうほとんどの生徒が登校を完了しています。8時になると、まだ登校完了時刻には少し時間があるのですが、それでも慌てた様子で子どもたちは登校してきます。

日直の先生は7時に登校するのですが、日直当番で登校すると、すぐにその先から子どもたちが登校してきます。洛南小学校の子どもたちは、登校時刻が本当に早いです。8時の登校では遅いという状況です。

受験に際し、特に距離的な制限は設けてはいないのですが、子どもの体力を考えると、遠方からの登校はかなりしんどいかなと思っています。

空の時間での英語教育

英語に毎日触れることが大切と考え、朝の空の時間8:20〜50では、「サイバードリーム」という英語教材を使って学んでいます。音声が画像の力はやはり凄いもので、子どもたちは楽しくて仕方がないという様子です。この朝の30分は、他にプリントを配ったり、課題を集めたり、子どもたちの体調や様子のチェックを行う時間です。