洛南高等学校附属小学校からの平成26年度入学試験実施後の講評(ペーパーテスト)

入試実施後の洛南高等学校附属小学校からの講評

  • 合格を決めたお子様は、洛南高等学校附属小学校受験においても、基本的な問題できちんと点を取っていました。これは大学入試でも同じで、入試において基本問題や頻出問題で点数を落とすと志望校の合格が難しくなります。
  • 4月1日生まれ(学年で最も月齢が低い)のお子様が合格いたしました。やはり基本問題、頻出問題で高得点を取り、ペーパーテストにおいて大変優秀な成績を修めています。
  • 出題側としてペーパーテストで予測していたことと実際に行った後の相違点は、子どもたちの出来不出来です。大人が出来て子どもが出来ない問題もあれば、子どもは簡単に出来るが大人は難しいと感じる問題がありました。実際にペーパーテストを実施して、この相違点が印象的でした。
  • 出題は、放送部顧問の先生の録音によるCDで指示を出しました。
  • 長いお話の記憶、出題に8分かかるのですが、目をつむってお話を聞くように指示を出すと、寝てしまうお子様が何人も出ました。その中には揺すってもなかなか起きないお子様もいらっしゃいました。来年の入試からは目を開けたまま、お話を聞くように指示を変更いたします。
  • 地域の講評としては、京都のお子様はペーパーテストの成績もうひとつでしたが、大変お行儀が良く好印象でした。大阪のお子様はペーパーテストの成績は全体的に高かったものの、お行儀が悪く、がさつな印象を受けました。

(聞き取り・文責)洛南小学校専門進学塾「知の塾」代表 知野永理子