急に600字の作文を書くのは難しい!という方は、ぜひこのことをまず考えてみてください。
作文の核となるもの
「お子様にどのような人になってほしいか」
という将来の人間像を文章にしてください。
できれば、1つの文章が望ましい。
あれもこれもと思う方は、まずあれもこれも書いてみましょう。
たくさん出した中で、最もこうなってほしいと思う言葉を選んでください。
1つだけを選ぶことができなければ、優先度の高いものから順番に並べましょう。
付箋(ポストイット)をお持ちであれば、付箋に書き出す方法もお勧めです。
付箋に思いつく限りを全て書き出して、優先度の順番に並べ替えます。
両親の描くお子様の将来像
お子様の将来の人間像は、お母様だけのものではなく、ご両親のものが尚良いです。
お父様にもご協力頂いて、この機会にご両親の描くお子様の将来像を考えてみてください。
これは洛南小学校の保護者面接に向かっても、ご両親で早い時期にしっかり話し合い、明確にしておいていただきたい大切な子育ての核です。
ご両親で合意した人間像がひとつの文章になると理想です。
このお子様の将来像が、作文を書くにあたっての核・コアとなり、論点がブレることなく、日常の子育てについての考え方を600字の文章とすることができます。
600字の作文は余裕で書けます!という方も、ぜひこの「お子様の将来像」という子育ての核を考えてみてください。
その3へ続きます!
洛南小学校受験専門進学塾「知の塾」
代表 知野永理子