洛南小学校に合格するご家庭の共通点1 「当たり前」のレベルの高さ

難関校に合格する共通点

洛南だけではなく、中学入試においても、難関校の灘、東大寺や開成、麻布、武蔵、聖光学院、桜陰、雙葉など名立たる難関校に我が子を合格させるご家庭にはこの共通点が必ずあります。

「当たり前」のレベルの高さと低さ

高校入試・中学入試の世界から、小学入試に携わるようになり驚いたのが、「子どもに無理をさせたくないんです」というご家庭の多さです。

中学入試で難関校を目指すとなると、受験生は春・夏・冬の長期休みは、午前9時〜午後9時の塾漬けは当たり前です。受験生の保護者もそれくらいやらなければ到底合格しないと「当たり前」に塾に通わせ、「当たり前」にかなりの家庭学習をこなします。

これが小学入試になったとたんに一変します。

東京 暁星小学校・雙葉小学校を目指すご家庭でさえ

銀座教室で教室長を務めていた時、この意識を変えることに最も苦労しました。

暁星小学校志望です、雙葉小学校志望です、と言っているにも関わらず、難関校対策の日曜講習に来ないのです。理由は、「ピアノの発表会」「日曜日は家族で過ごす」など。

もちろん、ご家庭それぞれ子育ての考え方はあって良いと思います。しかし、難関小学校に我が子を進学させたいと思うなら、受験学年で何を最優先にするのかは明白です。塾に行かずにできた穴を家庭学習で補えるほど、受験は甘くありません。

銀座教室で受験を最優先にしなかったご家庭の結果は、それこそ「当たり前」の結果。先生の言う通りにもっとさせておけば良かったと言われましたが、それも後の祭りです。

洛南小学校に合格するために何をするか

洛南小学校に合格されたご家庭から、「1つの塾では量が足りないので、夏休みは2つ3つの塾の講習を受けた人が多いと思います。夏の模試でどこの塾に行っても必ず見たお顔のご家庭が洛南に合格しています」とお聞きしました。

決して塾を掛け持ちすることが良いことではありません。

しかしながら、関西の塾の現状を見ていると、夏に洛南の入試があるかもしれないというのに、春休み講習が4日間程度しか行われません。これは東京の小学入試業界では考えられないことです。

その程度の学習量で、その塾に通う子ども全員が洛南に合格できるのか、そもそもその塾は本気で全ての子どもを洛南に合格させようと思っているのか、甚だ疑問です。

「知の塾」の春休み講習

「知の塾」は、本気で全員洛南小学校合格を考えています。合格を確実にするためには他から抜きん出る必要があります。抜きん出るためには、それに値する努力を重ねるより他に方法はありません。

オリンピックで金メダルをとるためには、小さい頃から何をおいても練習する努力を積み重ねることが必要なのと同じことです。

夏は誰でもやります。勝負は、春休みとGWの長期休暇です。「ウサギとカメ」にあるように、他の子どもたちが休んでいる間が勝負です。

「知の塾」の講習は、お弁当持ちで1日5時間の授業を12日間ご用意しています。何日間受講するかは、お子様が合格するレベルへ夏に到達することから逆算し、お母様と話し合って決めています。洛南小学校の入試は4時間あります。今からこの長時間入試に対応できる持久力をつけておく必要があります。

冬休みもお弁当持ちの講習を行いましたが、子どもたちが楽しく授業を受け、力がついていることに保護者の皆様も安心し、この春休みもしっかりいらっしゃってくださいます。

知野永理子が得意とする長時間授業

私の得意とするところは、子どもたちが楽しんで他を圧倒する学習量を積み重ね、抜きん出る力をつける授業ができることと自負しております。

洛南小学校へ合格することを本気でお考えの皆様は、ぜひ難関校合格にふさわしい「当たり前」のレベルを上げてください。そうすれば、洛南小学校へ見事合格し、洛南小学校から出される課題にも「当たり前」に取り組んで、お子様はぐんぐん力をつけていくことに違いありません。