自省
洛南が一番大切にしているのは、知・徳・体いずれでもなく「自省」です。
御影供(みえいく)
月に一度、洛南は御影供(みえいく)といって、弘法大師の月命日に行われる法要を学校行事として行っています。この日は授業もクラブ活動もなく、教職員の会議も入れてはいけないことになっています。
一日全てをやめて日常から離れ、立ち止まって自分自身をゆっくり振り返る日としています。
洛南高等学校と附属中学校では、学校長の話を聞いて、ひと月の自分を省みて作文をまとめ、それでその日の学校が終わります。小学校においても御影供を行う予定にしています。
子どもの成長は親の成長なくしてはありえない
「自省」は生徒というより、むしろ教職員・保護者に向けた言葉です。
子は大人の鏡、子どもの成長は、教師と親の成長なくしてはありえません。
洛南が最も大切にする「自省」を親としてしっかりと考えていただきたいと思います。
(聞き取り・文責 洛南小学校受験専門進学塾「知の塾」代表 知野永理子)