「知の塾」春休み講習 満席の御礼

「知の塾」春休み講習真っ最中でございます。

なかなかブログを更新できず、待ちわびてくださっている皆様、申し訳ございません。

優秀なお子様を迎えての春休み講習は、暖かい季節の始まりとともにワクワクする私の最も好きな季節でございます。

持久力がつく「知の塾」の講習

「知の塾」の春休み講習は午前9時30分から始まり、お弁当1時間をはさんで15時30分までの5時間授業を行っています。

先日のブログにも書きましたが、洛南小学校合格のためには長時間の入試に余裕を持って取り組める「持久力」が欠かせません。

この持久力をできるだけ早い時期に身につけること、そして、可能な限り早く小学入試の出題範囲を学び終え、実践練習に多く時間を割くことが合格への近道です。

土日特訓・ゴールデンウィーク講習

ありがたいことに「知の塾」の春休み講習は満席で募集を既に締め切らせて頂きました。ゴールデンウィーク講習も既に満席の日が出ており、土日に行っている土日特訓も残り1席という日が次々と出ております。

「知の塾」の授業にご興味のある方は、できるだけ早くお問い合わせくださいませ。

受験学年 年長児受け入れ 締め切りの予定

全員洛南小合格を目指し、「知の塾」では子どもたちの最後の仕上げの時期に入ります。新しいお子様を受験直前に受け入れるのは、今お預かりしているお子様の仕上げにも支障が出てまいります。

土日特訓やゴールデンウィーク講習で満席の日も増えてきておりますので、受験学年の年長の受け入れは時期を見て全て締め切らせて頂く予定にしております。

年長児受験学年の夏休み講習のみの受講のお問い合わせもございますが、お断りしております。

7月からは入試直前、最後の仕上げの大切な時期を迎えます。夏休み以降は「知の塾」の授業を受講したことがあるお子様のみお預かりさせて頂きますので、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

年中児クラスの募集について

また、4月から年中となる年中児クラスの募集も残り1名となりました。また10月から追加募集を行います。来年、洛南小学校を受験する予定で「知の塾」にご興味のある方は、お席に限りがございますので、できるだけ早くお問い合わせくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

洛南小学校受験専門進学塾「知の塾」代表 知野 永理子

洛南小学校 5月の予定

3月16日の最終登校日で発表された学校行事予定です。

5月 洛南小学校予定

1日(金) 遠足

2日(土) 学校創立記念日(休日)

7日(日)洛南タイム開始予定

洛南小学校 制服到着!

合格したお子様の制服姿は、教師のエネルギー源

洛南小学校の制服が本日届きましたと合格されたご家庭からご連絡がありました。真新しい制服を着たお子様の写真付きです。

凛々しい表情と良くお似合いの制服姿に何とも言えない感動の想いがこみあげてまいります。

この感動があるからこそ毎年頑張り続けることができる、塾業界で生きる者への神様からのご褒美です。

力を尽くした昨年の夏があるからこそ

お子様もお母様も力の限りを尽くした昨年の夏。

暑い夏休みに何日間もお弁当を持って知の塾に通い、楽しい!と言って長時間の授業に全く疲れを見せることなく大きな成長を遂げたお子様でした。

絶対に自分を曲げない芯の強さを持ちつつも、全てのことを受け入れられる深い心の優しさを兼ね備え、さらに馬力ある思考力エンジンを頭脳に持つ将来が本当に楽しみな男の子です。

洛南でどのような華を咲かせるのか、ワクワクします!

洛南小学校 4月の予定

3月16日の最終登校日で発表された学校行事予定です。

4月 洛南小学校予定

4日(金) 入学式予行練習(クラス分け・担任の発表)

5日(土) 入学式予行練習(地区別児童会)

6日(日)入学式 (10:00〜)

7日(月)代休

8日(火)始業式

9日(水)〜11日(金)3限授業

12日(土)休業日

14日(月)平常授業開始

16日(水)花まつり

21日(月)御影供

24日(木)児童健康診断

洛南小学校は、児童と教師の真剣勝負の場、道場です。

洛南小学校 保護者の来校についての注意事項

「4月8日(火)からは、保護者は校舎内へ自由に入れません」

との通達が洛南小学校側から保護者に向けてありました。

その理由は、

「学校は、児童と教師の真剣勝負の場、道場です。」

このような小学校は聞いたことがありません。

真剣勝負をしてくださるなんて、本当に有り難いと合格されたお母様は大変喜んでおられました。

洛南らしい、さすが教師の実力あってこその洛南の魅力です。

どのような小学校生活が始まるのか、子どもたちは洛南小学校の何が楽しいと話してくれるのか、そして子どもたちの学力向上と成長の様子がとても楽しみです。洛南小学校生活の様子もこのブログに綴ってまいります。

洛南小学校 最終登校日 新校舎お披露目と説明会 3月16日(日)

洛南高等学校附属小学校 新校舎お披露目

パンフレットで見ていたままの立派な校舎だったそうです。下駄箱や教室など、全体的に木製のものが多く、木の温もり溢れる新しいけれどもどこか懐かしい校舎ということです。

保護者説明会

親子で校舎を一回りした後、体育館にて説明会が行われました。お子様も1時間の説明会に同席され、一人残らず全てのお子様が説明会の間、お絵描きをするなどして静かにしていた様子に驚きましたと参加されたお母様からお伺いいたしました。

このお子様方のご様子を取っても、親から説明会の間は静かにするようにと言って聞かされれば、きちんとふさわしい態度が取れるお子様ばかり、さすが洛南小学校に合格する理由がそこにあります。

3年分の教科書の配布

思っていたより3年分の教科書は少なく、紙袋に入れて持ち帰れる量だったそうです。しかしながら、その重さに手指が耐えられず、痛くなられたそうですが。

給食について

給食は100%米飯で、玄米食や十五穀米も出されます。和食中心の献立で、花まつりの日はちらし寿司、御影供の日は精進料理風と献立表に書かれています。

次回のブログで4月以降の学校行事予定について書いてまいります。

洛南小学校合格の秘訣「持久力」② 塾の活用方法

入試の聞き取りで見えた「持久力」の欠落

昨年行われた洛南小学校の入試の様子を子どもたちから聞き取る中で、この「持久力」が合否のカギをにぎると感じました。

  • ペーパー試験の真っ最中にお手洗いに行きたいと言う子どもがいる。
  • 長いお話の記憶では寝てしまう子どもが出て、揺すってもなかなか起きないほど眠ってしまう。
  • 運動テストではけんかが起こる。
  • 保護者が子どもを迎えに行った際に、何人も立ち歩いて騒いでいる教室がある。

どれをとっても長時間の入試に対応できる「持久力」の欠落から起こることばかりです。

長距離を走る経験がないだけ

42.195キロのマラソンに挑戦しようとしても、すぐに走ることはできません。しかし、正しい練習を積み重ねれば、誰でも走れるようになります。

長時間の入試に対応できる「持久力」は経験の差にしか過ぎません。

塾の活用方法

春休み講習が始まります。長期休みこそ、この「持久力」となる経験を積ませる絶好の機会です。その経験が洛南小合格を大きく引き寄せます。

日数は少ないようですが、大手塾で1日4時間や5時間の講習が行われます。今お通いの塾が長時間授業を実施しないのであれば、他塾の講習を少しでも受講することをおすすめします。

長時間授業の効果

私がかつて勤めていた大手進学塾、そして「知の塾」でも長時間授業だからこそ出せる結果、子どもたちの成長があります。

どのお子様も、初日は経験したことのない授業の長さに疲れを見せ、帰りの車の中では眠っていたとか、いつもよりずっと早く就寝しましたというお声を聞きます。

回数を重ねると子どもたちの適応能力とその成長に驚きます。4時間や5時間の授業が当たり前になるのです。

はじめは何度も集中力が切れてしまい、お手洗いに行っていた子どもたちが席を立たなくなります。そして、子どもたちの「当たり前のレベル」が上がっていきます。

挑戦したことがあるかないかの経験の差、これこそが小学入試の合否を分ける春休みの分岐点です。

次回のブログでは、ご家庭でできる「持久力」対策について書いてまいります。

洛南小学校合格の秘訣 「持久力」①

これから洛南小学校合格の秘訣を綴ってまいります。

中学・高校・大学入試においても最難関校合格のためには当たり前の内容ですが、小学入試では幼児だからと考えが甘くなってしまい、意外にきちんと取り組まれていないことが多くあります。

合格に向かってご家庭で取り組めることも多々ありますので、ぜひ参考にしてください。

4時間入試に向かえる持久力

お子様は4時間の入試に高い意識を持って取り組めますか?

その答えが、「不安です」「2時間くらいなら何とかできると思います」「どうしたら4時間も頑張れるようになるのですか」であれば、まだ長時間入試に対応するための対策が立っていない状態です。

入試まであと5ヶ月

入試が8月末と仮定すると、残りあと5ヶ月。カウントダウンに入りました。

長時間入試に対応できる持久力をつけるには、この春休みとGWの長期休暇の過ごし方が勝負です。持久力対策を夏に持ち越すと夏の入試での勝算はなくなります。

今一度、洛南小学校の長時間入試に対応できる持久力が我が子に備わっているか考えてみてください。

次のブログで、ご家庭でできる持久力対策と塾の活用方法をお伝えします。

洛南小学校に合格するご家庭の共通点1 「当たり前」のレベルの高さ

難関校に合格する共通点

洛南だけではなく、中学入試においても、難関校の灘、東大寺や開成、麻布、武蔵、聖光学院、桜陰、雙葉など名立たる難関校に我が子を合格させるご家庭にはこの共通点が必ずあります。

「当たり前」のレベルの高さと低さ

高校入試・中学入試の世界から、小学入試に携わるようになり驚いたのが、「子どもに無理をさせたくないんです」というご家庭の多さです。

中学入試で難関校を目指すとなると、受験生は春・夏・冬の長期休みは、午前9時〜午後9時の塾漬けは当たり前です。受験生の保護者もそれくらいやらなければ到底合格しないと「当たり前」に塾に通わせ、「当たり前」にかなりの家庭学習をこなします。

これが小学入試になったとたんに一変します。

東京 暁星小学校・雙葉小学校を目指すご家庭でさえ

銀座教室で教室長を務めていた時、この意識を変えることに最も苦労しました。

暁星小学校志望です、雙葉小学校志望です、と言っているにも関わらず、難関校対策の日曜講習に来ないのです。理由は、「ピアノの発表会」「日曜日は家族で過ごす」など。

もちろん、ご家庭それぞれ子育ての考え方はあって良いと思います。しかし、難関小学校に我が子を進学させたいと思うなら、受験学年で何を最優先にするのかは明白です。塾に行かずにできた穴を家庭学習で補えるほど、受験は甘くありません。

銀座教室で受験を最優先にしなかったご家庭の結果は、それこそ「当たり前」の結果。先生の言う通りにもっとさせておけば良かったと言われましたが、それも後の祭りです。

洛南小学校に合格するために何をするか

洛南小学校に合格されたご家庭から、「1つの塾では量が足りないので、夏休みは2つ3つの塾の講習を受けた人が多いと思います。夏の模試でどこの塾に行っても必ず見たお顔のご家庭が洛南に合格しています」とお聞きしました。

決して塾を掛け持ちすることが良いことではありません。

しかしながら、関西の塾の現状を見ていると、夏に洛南の入試があるかもしれないというのに、春休み講習が4日間程度しか行われません。これは東京の小学入試業界では考えられないことです。

その程度の学習量で、その塾に通う子ども全員が洛南に合格できるのか、そもそもその塾は本気で全ての子どもを洛南に合格させようと思っているのか、甚だ疑問です。

「知の塾」の春休み講習

「知の塾」は、本気で全員洛南小学校合格を考えています。合格を確実にするためには他から抜きん出る必要があります。抜きん出るためには、それに値する努力を重ねるより他に方法はありません。

オリンピックで金メダルをとるためには、小さい頃から何をおいても練習する努力を積み重ねることが必要なのと同じことです。

夏は誰でもやります。勝負は、春休みとGWの長期休暇です。「ウサギとカメ」にあるように、他の子どもたちが休んでいる間が勝負です。

「知の塾」の講習は、お弁当持ちで1日5時間の授業を12日間ご用意しています。何日間受講するかは、お子様が合格するレベルへ夏に到達することから逆算し、お母様と話し合って決めています。洛南小学校の入試は4時間あります。今からこの長時間入試に対応できる持久力をつけておく必要があります。

冬休みもお弁当持ちの講習を行いましたが、子どもたちが楽しく授業を受け、力がついていることに保護者の皆様も安心し、この春休みもしっかりいらっしゃってくださいます。

知野永理子が得意とする長時間授業

私の得意とするところは、子どもたちが楽しんで他を圧倒する学習量を積み重ね、抜きん出る力をつける授業ができることと自負しております。

洛南小学校へ合格することを本気でお考えの皆様は、ぜひ難関校合格にふさわしい「当たり前」のレベルを上げてください。そうすれば、洛南小学校へ見事合格し、洛南小学校から出される課題にも「当たり前」に取り組んで、お子様はぐんぐん力をつけていくことに違いありません。

東日本大震災から3年

3.11 震災の日を迎えて

東日本大震災から3年が経ちました。

当時、私は東京の伸芽会銀座教室で教室長を務めており、震災にあった時は3歳児クラスの授業中でした。

授業終了直前だったため、保護者が教室に戻っていたのは不幸中の幸いでした。

東京 銀座でのあの日

大きな揺れに動物がうなるような地鳴りを感じ、大学一年生の時に神戸で遭った阪神淡路大震災と同じ状況が頭に浮かびました。

大きな揺れの中、子どもたちには「ゾウさんが遊びに来たのかな、かくれんぼしよう!」と言って揺れを過度に怖がらないよう、机の下に避難させ、保護者を傍に呼びました。

子どもたちは怖がるよりもむしろ揺れを楽しんでいるように見えました。怖い思いをし、悲鳴をあげているのは大人です。

子どもたちを迅速に帰宅させるために

揺れがおさまるとすぐに行動を起こさなければいけません。あの大きな揺れで電車は一日動かないことは容易に想像できました。そして、道路はあと1時間もすればどうにもならないほどの渋滞になるに違いありません。

時間との勝負でした。子どもたちと保護者の誘導は優秀な女性社員に任せ、男性社員を連れて先にタクシーの確保に走りました。

銀座は呆然と立ち尽くす人に溢れ、電車で帰ろうと絶対に動いているはずのない地下鉄の駅に向かって地下へ入っていきます。

大きく手を振り、声をあげて、向かってくるタクシーを全て教室の前へ誘導しました。遠方の方を優先にタクシーに乗せ、バスで帰れる方はちょうどタイミングよくやって来たバスに乗って頂き、スムーズに揺れがおさまって5分足らずで全員帰宅の途につくことができました。

後日、「あのとき動揺してどうしたらいいか全く分からなかったところを、迅速に帰宅する方法を指示してくださったので、無事にすぐ自宅に帰れました。あと30分行動が遅かったら、いつ家に帰れたのか分かりません。」と仰っていただけました。

私は教室とスタッフを守るため、その日は泊まりを決意して2日分の食料の確保に走りました。

仙台はふるさとのような土地

宮城県仙台市は、両親が転勤で住んでいたことがあり、私にとってもふるさとのような土地です。

しかし、震災後、どうしても東北を訪れることができません。毎日見ていたあの景色がなくなっているのを目の当たりにするのは、もう神戸だけで十分だと心の深い傷が痛み、またその痛みに耐えられる自信がないのです。

知人の弔いと私の使命

志半ばにして津波にのまれて亡くなった知人の命に手を合わせ、私の使命である「子どもたちが日本のみならず、世界をリードする人材へと成長する土台教育」に尽力することが一番の弔いになると信じて、3年目の震災の日をおくります。