洛南小 塾向け説明会 菊池先生のお話「心」

菊池先生からは洛南小学校のパンフレットを使って、小学校生活の現状をお話頂きました。

その中から印象に残ったことを抜粋してお伝えいたします。まずは、洛南小学校3つの柱「心学身」の「心」から書いてまいります。

細かいところから施す情操教育を実践する中で、子どもたちの純粋さに感動し、洛南小中高12年間の心の教育が小学校から始まる意義の深さを感じているとお話がありました。

「共に学び、気づき合いながら成長しています」と菊池先生がお話される子どもたちの姿に私も大変感銘を受けました。

先日行われた参観、学級懇談会では、洛南の教育方針5つ目の「自省」をよく理解して携わってまいりましょうと保護者にお話があったそうです。

「自省」についてはこのブログ上でも以前に触れていますが、洛南が最も大切にしている方針と言っても過言ではなく、子どもに関わる周囲の大人、親や教職員が自らを省みることにこそ、子どもたちの成長があるという大切な考え方です。

御影供

洛南中高は、講話の後に作文を書いてその日は授業がなく1ヶ月を振り返る日とされています。

洛南小学校も同じように1時間目に校長先生のお話を聞き、2時間目に作文を書き、1ヶ月を振り返るのですが、3時間目以降は通常通りの授業が6時間目まであるということでした。

雑事は仏事「雑巾の心」

洛南には「雑巾の心」という教えがあります。自分自身は汚くなるけれど、周りはきれいになるという教えで、この心を通して、世の中に貢献ではなく、「献身」する人を育む洛南教育のひとつです。

この「雑巾の心」を実践している例として、2年生の掃除のお話がありました。下駄箱を雑巾で拭いている様子を見て、菊池先生は驚かれたそうです。他の学年の下駄箱を拭くだけではなく、入っている靴の裏まで拭いていたその姿は一生懸命そのもの。間違って靴の中まで雑巾で拭いている生徒もいましたが(笑)との笑い話もありました。